アカツキゲームズは、新作タイトル『Tribe Nine』のサービス終了を発表しました。2月にAndroid、iOS、Steamで全世界配信された本作の突然の終了は、多くのユーザーを驚かせています。サービス終了の理由について知りたい方は、詳細を読み進めてください。
『Tribe Nine』のサービス終了日は?
『Tribe Nine』のサービスは2025年11月27日に正式に終了します。アカツキゲームズは、メインストーリーの第4章についても、以前に予告されていたコンテンツの追加が実施されないことを明らかにしました。このニュースはファンに大きな失望を与えています。
5月15日時点で、全ての予定されていたアップデート、新機能追加、バグ修正、コンテンツ配信が停止されています。以前発表されていた調整や追加要素もすべてキャンセルされました。
期待されていた新キャラクター「秋葉一之介」と「秋葉才蔵」が実装されないことも判明しています。
有料アイテム「エニグマエンティティ」について、武装サポート・前衛サポート・リヴェニオサポート契約で使用された分に関しては返金が行われます。返金処理はリヴェニオ契約終了後から開始されます。
アプリ内及びウェブストアでのエニグマエンティティとデイリーパスの販売は終了しました。ただし、既に所有しているエニグマエンティティはサービス終了日まで使用可能です。
早期サービス終了の背景
『Tribe Nine』は無料プレイ可能なエクストリームアクションRPGで、独自のスタイルと没入型の世界観が特徴でした。しかし魅力があったにも関わらず、ゲームは発売当初から課題を抱えていました。
コンテンツのリリースペースが遅く、3ヶ月間でメインストーリー1章とイベント1回しか追加されませんでした。さらにゲームデザイン上、低予算でも強力なチーム編成が可能で、ガチャの重複回数が必要ない仕組みとなっていました。これはプレイヤーにとって有利でしたが、開発側の収益に影響を与えた可能性があります。
ガチャモデルを採用した決断が『Tribe Nine』にとってリスクとなり、結果的にサービス終了に至りました。ゲームは11月27日までプレイ可能ですので、新規プレイヤーもGoogle Playストアから体験することができます。
関連ニュースとして、スクウェア・エニックスの『キングダム ハーツ ミッシングリンク』の中止記事もご覧ください。